不動産のもつ価格について(和歌山県/ソーシャルワーカー/72歳/女性)

私は和歌山県に住む72歳のソーシャルワーカーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産の価格は、様々な条件によって決まります。まず、土地の価格に関しては、毎年国税庁によって発表される路線価によって決定されます。また、一戸建てやマンションに関しては、その物件が建つ土地と建物自体の評価額によって価値が決まります。強度が高く耐久年数が長い鉄筋コンクリート造のマンションであれば、経年劣化も少なく減価償却もあまりないため、建物自体はそこまで値下がりすることはありませんが、木造一戸建てに関しては、生活を始めた直後からどんどん値下がりしていくと言われています。しかし、両者とも土地の価格は大幅な変動がないと言われています。そのため、不動産の資産として考えた時には、一戸建てよりもマンションの方が価値があると言えます。


不動産の価格に影響されるのは、その物件を買う時だけではありません。路線価の発表を国税庁が行っていることからもわかる通り、課税される税金に大きく関連してくるのです。不動産には、固定資産税という税金が課せられることになっています。その税率は、それぞれの不動産のもつ価値に応じて設定されています。そのため、評価額の高いもの程高い税金を支払うことになります。評価額の高い土地や一戸建て、マンションなどを所有することによって、資産力を高めることができますが、その反面で高い税金を支払うことになります。そのため、家を購入する際には、住宅ローンの返済だけではなく、その後の固定資産税についても考えておく必要があります。