不動産にかかわる固定資産税について(佐賀県/証券アナリスト/74歳/女性)

私は佐賀県に住む74歳の証券アナリストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産とは動産の反対語で一般的には土地や家屋などの建築物をいいます。土地は大きくは宅地、農地に分けられます。家屋等建築物は多岐に渡ります。まず一戸建て住宅がありますが、これは自己使用の場合と賃貸の場合の両方ともが不動産です。他にも、下記に述べます物件はほとんどが自己使用と賃貸にかかわらず不動産といいます。マンションや店舗用建物、事務用建物、高層建築、電波塔、電柱、土地に固定されていて4面を遮蔽されている車庫等書ききれません。土地に固定されていないただ単にコンクリートブロックを並べて土地に置いてあるだけの4面が遮蔽されていないものは該当しません。農地に置いてある小屋等もただ単にコンクリートブロックを並べてその上に置いてあるものが多いですからもちろん該当しません。このように土地と家屋には多種多様なものがあります。次に固定資産税について説明します。


賃貸であろうが自己使用であろうが、土地や建築物は不動産になりますが、持ち家には固定資産税が毎年かかることになります。これは地方税ですから市町村が評価します。自宅の建物があって家族が住んでいる場合は、土地にかかる税は低くなっております。また、市街化調整区域というところにある農地は固定資産税が安いです。これは、市街化調整区域というのは農業以外に使用が制限されているために所有者が自分の家を建てる等の他には売買ができないため評価が低いのです。建築物の固定資産税はその建築物の構造や耐用年数等を市町村が評価して固定資産税を掛けます。昔は評価はあまり高くなかったのですが、今から20年くらい前から不動産の時価に少しずつ期間をかけて近づけていくという政府の方針で最近では無視出来ない金額になってきました。宅地でも建築物が建っていない宅地の評価は高くなっています。