不動産にかかる固定資産税について(北海道/ライトノベル作家/46歳/女性)

私は北海道に住む46歳のライトノベル作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


毎年1月1日時点で不動産を所有している人が支払わなくてはいけない税金があります。それが「固定資産税」です。不動産とは、土地や建物のことを言います。納税義務がある人に対して毎年5月前後に納税通知書がかく市区町村から送られてきます。一般的に、1回で全て納めるか(全納)、4回に分けて支払うか(分割払い)の2種類の支払い方法があります。固定資産税は、評価額(課税標準額)×標準税率(1.4%)で求められます。評価額は、各市区町村が実際に土地や家屋を見て判断します。住宅用地などは課税標準の特例措置が適応されたり、新築住宅の軽減措置などが適用されることがあります。一般的に、課税標準額は購入金額のおよそ半分と言われています。


新築住宅の場合や耐震改修、バリアフリー改修、省エネ改修の場合は一定の減額措置を受けることが出来ます。新築の場合、条件を満たすと家屋部分の固定資産税の1/2が減額されます。原則として、課税される年度から3年分となっていますが、3階建て以上の対価火・準耐火建築物は5年度分が減額されます。また、長期有料住宅の場合は新たに固定資産税が課税される年度から5年分が減額されます。3階建ての耐火・準耐火建築物は7年度分も軽減されるので見逃せません。必要な書類として、建築確認申請書のコピーや検査済み証のコピーなどが必要になるので事前に確認するといいでしょう。手続きは各市区町村で行なわれます。認定長期優良住宅の減免を受けるときは、新築された翌年の1月31日までに申告が必要ですので忘れないようにしましょう。