不動産にかかる固定資産税について(新潟県/プロゴルファー/30歳/男性)

僕は新潟県に住む30歳のプロゴルファーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税とは、保有する固定資産に課税される地方税です。この固定資産の中に土地や家屋などの不動産が含まれます。そのため、家(一戸建て、マンションいずれも)を購入したり土地を購入した場合には、固定資産税を支払う義務が生じます。税金の額を決定する土地の評価には「路線価」が採用されます。路線価とは、街路に沿接する標準宅地の単位地積あたりの適正な時価に基づいて算定され、各市町村がその算定を行います。家屋の評価には「再建築価格」という、理論上の建築価格を算出することで行われます。同じ場所に同じ建築物を建てるのに必要な建築費を算出し、そこから建築後経過年数に応じた減価を差し引いた価格を基準として課税額を決定します。


土地、家屋いずれにおいても住宅用地として用いる場合には様々な税額控除制度が設けられています。まず、「住宅用地の課税標準の特例」として住宅の敷地で200平方メートル以下のものについては、課税標準の登録価格が6分の1になります。住宅用地として使用されていることが前提なので、いくら住宅街にあっても家を建てずに平地の状態ではこの控除制度は適用されないので注意が必要です。この制度の他にも、新築住宅に対する税額控除や認定長期優良住宅の税額控除、住宅省エネ改修促進税制、バリアフリー改修促進税制など様々な固定資産税の控除制度が行われています。自分の固定資産税がどれくらい控除を受けることができるかは、税務署や各市町村の担当部署に尋ねれば教えてくれます。