不動産にかかる固定資産税について(富山県/マスタリング・エンジニア/35歳/男性)

僕は富山県に住む35歳のマスタリング・エンジニアです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


固定資産税は毎年1月1日時点で不動産を所有している人が、市町村に収める税金です。不動産は土地と家屋から構成されますので、土地と家屋はそれぞれ別々に税金がかかります。土地を借地して家屋を建てている人は、家屋についてのみ、税金がかかります。更地を所有している人は、土地についてのみ税金がかかります。固定資産税は、市町村が税金の額を計算し、土地と家屋の所有者に対して、納税通知書を郵送します。税金の支払い方法は、1年を4期に分け、4分割で税金を収めます。税金を滞納すると延滞金が発生し、多額の税金を収めることが必要になるので注意が必要です。固定資産税の課税の算定の基になる不動産の価格は、課税標準額と呼ばれます。


課税標準額は、市町村長が価格を決定します。固定資産税の税額の計算方法は、土地と家屋で違いはなく、課税標準額の1.4パーセントになります。土地のうち住宅用地については税金の軽減措置が適用されますので、税金は少なくなります。市町村役場には、固定資産課税台帳が備えられており、不動産の所有者は、固定資産課税台帳を自由に閲覧することができます。税額の計算が間違って行われることもありますので、念のため自分で計算をしてみて検証することも大切です。新築された住宅が一定の床面積を満たしている場合には、固定資産税は減額されます。耐震工事がされていない建物を取り壊して、耐震住宅に建て替えた場合には、税金が減額されます。耐震改修工事を行った時も税金が減額されます。