不動産における中古一戸建てとは(岐阜県/筆跡鑑定人/50歳/女性)

私は岐阜県に住む50歳の筆跡鑑定人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


不動産を購入する、といったときにほぼ必ず購入希望者全員が一番最初に悩むのが、マンションか戸建てか、戸建てならば新築一戸建てか中古一個戸建てか、という問題です。新築一戸建ては言うまでもありませんが、中古一戸建てはそもそもの定義について注意が必要です。中古一戸建てとは、不動産業界では新築一戸建て以外のものを指します。つまり、新築後一度も誰も住まないまま一年以上経過してしまったりすると、「新築」と広告できなくなってしまうのです。この場合は一般的には、中古とは表現しませんが広告で「新築」と表示できない以上は、新築という分類からは外れてしまいます。また中古一戸建てとはいうものの、きちんとリフォームされているものやリノベーション物件などの外観は新築に劣らないものの中古一戸建てと呼ばれます。


前述の通り、不動産業においての新築一戸建てと中古一戸建ての定義が曖昧です。そのため、一般の人からすると文字上のイメージ以上に難しい分野になります。つまり、新築一戸建ての場合、どの会社が建てたかなどが分かれば、一般の人でもある程度のランク、出来具合や相場、お値打ち度などの予想は付きますが、中古一戸建ての場合は、一般の人には極めて困難であるということです。その意味においては、中古一戸建てはプロフェッショナルである不動産業者に任せるべき分野であり、なおかつ、業者によって当たり外れが大きい分野であるといえるでしょう。本当にいい業者にあたれば、新築では購入できないエリアに中古一戸建てをお値打ちで購入することも可能なのです。中古一戸建てとは、ある意味、不動産業者の知識と技術が試され、一般の人自身の業者を選ぶ目も試される分野なのです。