私は岡山県に住む40歳の再開発コンサルタントです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産における中古マンションとは、買い替えや売却などにより売り出される築年数の経っているマンションのことです。建設後に居住したものは中古となります。その価格は売り出すオーナーが決めることができますが、周りの中古市場によってある程度相場は決まってきます。同じような場所で同じような広さの新築と比べると、一般的には安くなる傾向があります。もちろん、その設備などによっても単価は変わってきますし、またリフォームやリノベーションを施しているものであれば、それなりに価格は高めとなってきます。その中古マンションの需要としては、新築では高くて手が出せないという人もいれば、内装を自由に替えるためにあえて選ぶのか人もいます。
購入に関して新築と異なる点は、まず仲介業者が入るということです。売り出すオーナーと直接売買を行うというケースは稀です。そのために、売り手も買い手も共に、この仲介業者に手数料を支払うことになります。また、ローンを組む場合ですが、新築であれば頭金をほとんど必要としないこともあるのに対して、中古の場合にはある程度用意する必要があります。そのローンを組む金融機関も自分で探すことになりますが、その業者によるマンションの評価によって必要となる頭金の割合は変わってきます。また、修繕積立金などは引き継いで支払うことになります。新築と異なる利点は、売り手のオーナーと価格の交渉ができる点です。条件によっては値下げ交渉が可能となるわけです。