不動産で注目の吹き抜けのある間取り(富山県/臨床検査技師/38歳/男性)

僕は富山県に住む38歳の臨床検査技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


最近の不動産において、吹き抜けのある間取りが注目されています。吹き抜けとは、下階部分の天井と上階部分の床を設けずに、上下を連続させたスペースのことで、一般的にマンションのエントランスホールや、一戸建ての玄関、階段、リビングなどに設けられています。吹き抜けは開放感をもたらすだけでなく、上下の空間に通風や採光を高めることができるほか、家族をゆるやかにつなげる効果があります。離れていても気配を感じられる工夫などで効果的に活用するようにしましょう。吹き抜けに面した部屋に室内窓を設置すれば、リビングと個室がほどよい距離感でつながり、個室を子供部屋にすれば、子供の気配を感じながら家事をすることができます。


階段の配置にも注目したいところです。階段をリビングに配置すれば、家族みんなが顔を合わせやすくなります。階段をリビングに設ける場合、階段の手すりをシースルーのデザインにしたり、らせん階段を採用するなどすれば、リビングの空間を圧迫せず、通る人の様子もよくわかります。リビングに階段を設けられない場合は、リビングと階段室の間のドアをガラスにするだけでも効果的です。また、キッチン近くに階段を設ければ、忙しい朝や夕方でも、お母さんが子供に声をかけやすくなります。ただし、子供がまだ小さい場合は、階段の安全性をよく考えて、手すりのピッチを細かくしたり、階段にネットを付けるなどの配慮をするように心がけましょう。