私は山口県に住む44歳の経済評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
不動産でいう土地とは、人が区分した一定の範囲の地面のことです。また、その区画の地面上の空間や地中も含まれています。地面はつながっていますので、見た目に区別することはできません。地番をつけて登録簿に記載することで区別されています。1区間の土地が1個の不動産ということです。もし複数の土地の上に一つの建物を建てたとしても、一つではなく、複数の不動産ということになります。1つの土地の一部を売ったり、時効で取得することはできますが、その後に複数の土地として、登録簿に分けて記載する必要があります。一般に土地が欲しい時は、持ち主に交渉するか不動産屋を尋ねますが、信頼のおける不動産屋に頼んでおくのが一番です。
具体的に良い土地とは、どのような物でしょう。理想的な土地は、南面に4メートル以上の道路があり、土地が接していることです。まず日当たりがよく、正面の道路は公道か公道扱いであることを確認します。私道の場合は土地の権利者の承諾が必要になり、その時は良くても権利者が変わった時に、私道を使わせてくれないなどのトラブルがあります。そして周辺の地盤について調べます。地盤が軟弱な場合は地盤改良が必要になり、余計な出費となります。山や川、海などの自然災害も重要な観点です。あとは周辺の環境です。近くの学校やスーパー、銀行、交通機関などを調べます。多少高かったり狭くても、周辺環境が整っていれば満足できます。水道、下水道も調べておく必要があります。