私は岡山県に住む69歳のカラーセラピストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一般的にマンションの耐用年数は、45年から60年程度と認識されています。45年以下で取り壊される建物、60年を超えて100年近くまで持つとされる建物も存在します。できれば、子供や孫の代まで住める物件がいいと考える人もいますが、耐用年数の差が生じる理由として、様々なことが挙げられます。工法の技術は昔よりもはるかに進歩しており、使用される材料も上質な物が使われることが多いです。買い手市場である現在では、買い手に有利な物件が選ばれるので価格はそのまま、または安くなっているにもかかわらず、長い間劣化しない物件が常識になっています。管理面でもきちんと行われている物件がほとんどなので、耐用年数も長くなります。
一方で、45年にも満たずに取り壊される物件もあります。原因の多くは、配管の交換ができない建てられ方をしているためです。これは古い物件によく見られますが、配管が埋め込まれているため交換が不可能になります。配管の寿命は30年程度とされているので、マンションの一般的な耐用年数を下回ります。配管は生活に必要不可欠なので、寿命が来ればマンションの耐用年数がまだ先だとしても取り壊す必要が出てきます。配管類のメンテナンスは重要と位置づけられているので、管理がしやすいような建てられ方の物件であるかどうか購入前に知っておく必要が出てきます。しかし、最近のマンションではこのような心配はほとんど無いとされています。