一般的なマンションの間取り(宮城県/グラフィックデザイナー/33歳/男性)

僕は宮城県に住む33歳のグラフィックデザイナーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


近年たくさん増えているマンションですが、ここ30年ほどで集合住宅の間取りのバリエーションはそれほど進化していないのが通常です。マンションの間取りで最も一般的なのが田の字型と呼ばれるものです。ようかん型と言われる横に長い建物を、玄関とベランダ側に開口部を設け、それを細長く等分された形です。昔の長屋に似た細長い形ですが、近年は幅も大きくなり、ベランダの幅も広く取ってある物件が増えています。建物の端の部屋は角部屋で窓が2カ所にあり、特に東側は人気となっています。角部屋で上の方の階にはルーフバルコニーのある物件もあり、広い庭の感覚で使えます。ルーフバルコニーは共用部分とみなされ、その分管理費も高くなります。


田の字型のなかでも、さらに縦型リビングと横型リビングがあります。縦型リビングはリビングダイニングキッチンを縦長の間取りに対して縦に取った形で、反対側に一つ居室を設けることが出来ます。リビングダイニングの他にベランダ側に部屋がつくれるので、リビングの他にメインの明るい部屋が欲しい人に人気があります。家で仕事をする人など、仕事部屋と生活の場を分けたい人に向いています。横型リビングはリビングダイニングを全面ベランダに向けた形になります。その他の部屋の窓は北側になったり窓が取れな意と言うデメリットがありますが、その分リビングダイニングを広く明るくすることが出来ます。家はくつろぐため使うと言う家庭に向いています。