一戸建て購入時の頭金を考える(北海道/裁判所調査官/68歳/男性)

僕は北海道に住む68歳の裁判所調査官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てが欲しいと思っても、頭金がないと借入できる金額も少なくなります。それに諸経費という税金関係は先に求められます。貯金がどれくらいあって、そのうちのいくらくらいを頭金として入れることができるのか明確にして不動産屋さんや住宅メーカーの人と話をした方がスムーズに話ができます。実際に購入となるとだいたい100万くらいは諸経費というものを求められます。ご家庭の貯蓄を全て住宅購入に当ててしまうと、その後の生活や新居に欲しい家具家電などの生活雑貨も購入する必要がありますので、後々くるしくなってしまいます。欲しい物の合計金額も考えながら決めるとこんなはずじゃなかったと思わずに楽しくマイホーム生活が送れると思います。


ひと括りで一戸建てといっても注文住宅なのか、分譲住宅なのか、中古住宅なのかによっても購入金額がかなり変わってきます。注文住宅だと自分の要望を設計してもらえるので、例えば大げさではありますが全ての大型家具を造り付けにしてしまう事もできます。間取りも構造上問題がなければ思いままです。分譲住宅であればすでに出来上がったものをじっくり見て気に入ったものを購入することになります。中古住宅であれば、年数や空家の期間が長ければ手直しが必要なこともありますが、購入時の金額を抑えることはできます。また購入する住宅の地域によっても金額はかなり差が出ます。安いからと言ってあまり離れたところに住んでしまうと通勤に不便であったり子供の学校が遠かったりと、不便なところが気になることになってしまいます。やはりローンを組む上でも購入金額の1割程度は頭金が出せた方が銀行などにも印象がいいです。