一戸建て購入時の頭金の重要性について(北海道/スチュワーデス/53歳/女性)

私は北海道に住む53歳のスチュワーデスです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


頭金0円、月々の返済は家賃並みと謳う、一戸建て購入の広告を、多く目にするようになりました。自己資金がなくても、本当に大丈夫なのでしょうか。一般的には、「住宅ローンは年収の5倍まで、頭金は物件価格の2割」といわれています。頭金なしには、大きなリスクが伴います。つまり、物件価格の100%が住宅ローンということになります。万が一売却する場合には、未返済金額の比率が多くなります。前述しましたように、頭金が2割あれば、万が一売却する場合にでも、残金が返済できる可能性は高くなりますし、賃貸で貸し出す場合にでも、月々の返済額よりも、家賃収入が上回る可能性も高くなります。一戸建て購入時には、住宅ローンを払えなくなった時についても、考慮しておくことは有益です。


一戸建てを購入した場合、それから20年も30年も、長期間住宅ローンの返済が続くことになります。ゆえに、冷静にライフプランや家計の状況を考えた上で、住宅の購入を判断していくことが、重要となります。そこで、ここでは、住宅ローンの年間返済額の目安について、ご紹介します。住宅ローンの年間返済額については、年収400万円以上の方であれば、年収の20%以上、年収が500万円以上の方であれば、年収の25%程度が目安となります。例えば、税込年収が400万円の場合には、年間返済額は100万円以内となりますので、月々の返済額は、7万円~8万円が目安となります。年収400万円の方が、頭金0円で購入可能な物件価格は、1050万円~2300万円が目安ということになります。なお、一戸建て購入時の住宅ローンでは、住宅ローンを組む時にかかる手数料や引越し代までは借りられない場合が多いので、注意しましょう。