一戸建て購入時の頭金の支払い額(宮崎県/海事代理士/37歳/女性)

私は宮崎県に住む37歳の海事代理士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


頭金というのは、「この物件を買います」という契約金と同等の意味を持ちます。そのため契約時に支払うのですが、この頭金は購入額に割り当てることが可能なのです。つまり一戸建てを購入した場合、その購入金額から頭金として支払った金額を差し引いた額を、月々返済していくという形になるのです。そのため、まず始めに高額を支払った方が後々の返済は楽になります。そんなことから、貯金を全額投入してしまう人も少なくありません。ですが闇雲に高額を支払ってしまうと、その後の生活が立ち行かないという事態に陥ってしまうこともあるのです。ですので支払う頭金の金額というのは、その後の生活の事も考えつつ慎重に決める必要があるのです。


では、理想の金額がいくらくらいかと言いますと、だいたい物件価格の3~4%程度と言われています。この程度の金額ですと、年収に見合った価格の物件ならば月々の返済やその後の生活には支障をきたさないというデータ結果が出ています。しかしそれまでの貯蓄額などの問題から、その3~4%程度も難しいという場合も少なくありません。そういった場合には、月々の生活費を基準に考えて金額を決めるというのも有効だと言われています。「無理せず普通に一ヶ月過ごすにはいくら必要か」を基準として、最低3ヶ月分の金額を手元に残しておくようにするのです。その残りの金額を頭金とするのが、その後の生活にも支障をきたさない理想の金額とされています。