僕は和歌山県に住む34歳のアートディレクターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てを購入する際には、売買契約の締結前に重要事項の説明が販売業者側から行われます。購入するかどうかの決断に関わってくる大事な説明になるため、一つも漏らさないようにしっかり聞いておくことが必要になってきます。重要事項の説明は、宅建業法によって取り決められているものです。登記簿に記載された利権関係や、将来の建て替えに関する法的な制限、購入代金に関する規定、契約解除の際の規定など、一戸建ての購入にまつわる様々な決まりが書面で書かれています。これを専門の担当者に一つ一つ説明してもらうことになります。説明後に渡されることになる説明書と書類は、購入した事実の証明になるため、大事に保管しておくことが大事です。

重要事項の説明内容に関して十分に理解して納得することができたら、正式に売買契約を結ぶことになります。契約を決めると、専用の契約書が渡されます。そこに書かれている内容は、直前に説明を受けた重要事項説明書と重なる部分もありますが、復習の意味で再読しておくことが大事です。何の問題もないことがわかったら、署名と押印を行って契約を成立させます。一般的には、重要事項の説明と売買契約の間には考えるための時間が設けられます。そのため、この期間を利用して熟考することも可能です。この作業をしっかり行っておくことで、後から契約に関するトラブルに巻き込まれずに済みます。一戸建てという大きな買い物を成功させるために大事なことです。