僕は三重県に住む35歳の都市計画コンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建て住宅の購入時にどれぐらいの頭金が必要になるかは、購入しようとしている物件の価格や、購入者の年収の金額や保有資産の額によって異なってきます。一般的には、購入しようとしている物件の価格が高ければ高いほど高額の頭金が必要となり、購入しようとしている物件の価格が低ければ低いほど必要金額は低くなります。これは、頭金で賄えない部分の金額については住宅ローンを借り入れる必要があり、借り入れられる金額には上限があるため、どうしても価格が高い物件を購入する場合には高額の頭金が必要となってしまうのです。例えば5000万円の物件を購入しようとした際に、3000万円の住宅ローンしか調達できない場合は、差額の2000万円を準備する必要があるのです。

但し、住宅ローンで借り入れる事が出来る金額は個人の信用力によって異なるため、同じ物件価格であっても購入時に支払わなければならない頭金の金額は、購入者によって異なります。例えば、非常に高い年収を得ている人や債券や株式などの投資資産を沢山保有しているような人は金融機関から相対的に高額の住宅ローンを借り入れる事が出来るため、結果的に住宅購入時に準備しなければならない資金の額は低額で済みます。他方、収入があまり高くない人や、既に他の金融機関から借入があるような人は信用力が低いためにそれほど大きな金額を住宅ローンとして借り入れる事が出来ません。そのような人は一戸建て住宅購入時により多くの資金を納入する必要があるのです。