一戸建て購入の際に重要な間取り(香川県/不動産鑑定士/73歳/女性)

私は香川県に住む73歳の不動産鑑定士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


あこがれの一戸建ての購入を検討する際には、様々な購入条件を考慮に入れる必要があります。特に、一戸建ての購入は、一生で一番高い買い物である場合が多く、失敗しないためには、よく家族で話し合って最終的にどのような家にしたいのか決定しましょう。条件としては、一戸建てであれば、建物の大きさや外観、間取りや住宅設備の仕様などがあげられます。もし、建売の住宅を購入したいのであれば、すでに建てられている物件を見て、自分たちが気にいるか検討することになりますし、注文住宅であれば、様々な仕様を予算と相談しながら、一から考える必要があります。ハウスメーカーや工務店の人によく相談してみることも大切ですが、家族の意見をよくまとめておくと、スムーズに家づくりがすすみます。


様々ある購入条件の中で、間取りで迷う家庭も多いでしょう。間取りで考えなければならないのは、部屋の数や大きさだったり、キッチンや浴室、トイレ、リビング、ダイニングの配置などがあります。また、この他にも、リビング階段がほしい人や開放感がある吹き抜けがほしい人もいるでしょう。忘れてならないのは、物をたくさん所有している人は、収納スペースもたっぷりとる必要があるということです。また、家事動線を考えてみると、キッチンや洗濯機を置く洗面所、浴室が近いと家事をするのに楽になり、お母さんはとても喜ぶでしょう。子供が多い場合や将来子供が増える場合には、部屋数も重要です。中には、子供が小さいときには、一緒に大きな部屋で過ごして、大きくなったら壁でしきって部屋数を増やせるように考えられた間取りもあるので、参考にしてみるのもよいでしょう。