一戸建て購入の時は玄関をチェックしよう(茨城県/調教師/29歳/男性)

僕は茨城県に住む29歳の調教師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て購入のときは、玄関までの段差、すなわちポーチの段差について必ずチェックするようにしましょう。この段差は、建物の設計によってはかなり大きくなっているものもあります。段差が大きくなりすぎていると、高齢者が住みにくい住宅になってしまいます。高齢者が家族にいる場合、玄関の段差は20センチまでにおさえておきましょう。この段差は玄関前のポーチだけではなく、玄関そのものにもあります。玄関前のポーチの段差がないと家の中に上がるときに苦労が少なくなりますが、住みにくいからといってそれを取り除いてしまいますと、今度は玄関の中に外からの雨水が浸入しやすくなってしまいます。雨水を防ぐためには、ポーチの段差にゆるやかな傾斜がついているのが理想的です。


したがって、一戸建て購入のときには玄関のポーチの傾斜の状態を必ず確認するようにしましょう。玄関のポーチがないと、ドアから直接雨水が玄関内に侵入してくるため、雨天のときの外出にも支障をきたす場合があります。ポーチがない家では、雨天の外出の際に傘を広げながらドアを開けないと玄関内に雨水が入ってくるからです。また、玄関のポーチの広さはドアの開けたてのしやすさにも大きく影響を与える部分です。ポーチの面積が不十分ですと、家に帰ってきて外からドアを開けるときにポーチから降りて開けなければならなくなります。家の防犯性能を高める方法には、人が近づくとすぐに点灯する、人感センサーがついたライトを玄関ポーチにつけるというものがあります。