僕は岩手県に住む73歳のフリーライターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てという不動産を購入するにあたっては、住宅ローンを利用する人が多いですが、この住宅ローンを利用するにあたってはまず金融機関の審査をクリアする必要があります。その金融機関の審査の過程で最も重要視されるのが、そのローンを借りようとしている人の支払い能力です。つまり、お金を貸したはいいが、ローンを返済する能力が乏しい人に貸すというリスクは、金融機関としては絶対に避けなければならないのです。その支払能力見極める一つの指針が、個人の年収ということになります。この年収と借入額のバランスを判断しながら、金融機関はその個人に対してどのくらい貸付を行えるかを判断することによって最終的な融資実行金額を決定します。
では、年収と融資可能実行金額のバランスはどのようになっているのでしょうか。これは金融機関により差がありますが、ここでは大手都市銀行、地方銀行の例を挙げます。一般的には年間返済額が、年収の40パーセントに収まる借入額であれば、第一段階はクリアであると言えます。ただし、重要なことはその計算をする際の金利を4パーセントで計算するということです。金融機関によって若干の違いはありますが、多くの金融機関がこの4パーセントを基準にしています。現在はこの4パーセントという金利は変動金利であれば若干高い数値の想定ですが、今後の金利上昇を見越しての安全マージンをとった数値での試算という事です。まず、この金利4パーセント計算での枠に収まる事が重要です。