一戸建て建築の際の間取りについて(長崎県/ゼネラルマネージャー/70歳/女性)

私は長崎県に住む70歳のゼネラルマネージャーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての注文住宅の最大のメリットとしては自分たちで自由に間取りの設計ができるということではないでしょうか。こどもがのびのび遊べるような広いリビングにしたり、あこがれだった夫の書斎や妻のパントリーなどいろいろと要望はあると思います。ところが限られた予算の中での家づくりなので、その時必要ないと思ってあきらめた設備などが、生活していく中でやっぱり必要だったとなるケースも多くあるようです。我が家の場合は予算の関係でウォークインシューズクローゼットはあきらめたのですが、子供の三輪車やボールなどが玄関に置きっぱなしの状態になっているのであればよかったと後悔しています。そんな後悔をしないためにも、事前の情報収集はとても重要です。


たとえば家事が効率よくできるような間取りにすることを得意としているハウスメーカーもありますのでそれを参考にすることや、来客が多い場合のリビングの広さや客間として使う和室の広さなども重要ではないでしょうか。お客様が多いのであればトイレの中に手洗い器を設置すれば生活感あふれる洗面所で手洗いをする必要がなくなるので気を使うこともなくなりますし、地方在住の場合は子供が将来出ていく可能性が高いのであまりに豪華な子供部屋にする必要はないかな、などと考えながら設計していくことが重要です。情報収集はとても重要ですがやはり完璧だと思っても、家を新築するということは一生に一度のことという人がほとんどなので住んでみないと分からないことも多いですが、それを考えるのも楽しい時間といえるのではないでしょうか。