私は北海道に住む55歳の社長です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
人は誰でもマイホームに憧れを持つものです。言葉を変えれば、誰しもが一国一城の主でありたいのです。一戸建ての建築に伴う費用は土地代と建設費があります。さらにハウスメーカーに依頼する場合には見積金額には登場しない事もありますが、設計費や工事管理費用といった支出を伴うケースもあります。また、マイホームが完成するまでの仮住まいとしての家賃、新筑後にかかる引っ越し費用などもあります。新居用の家具やインテリア、生活用品などを新たに購入する場合には当然これらの費用もかかります。さらに登記量や税金などを含めた諸経費として総工事費のおよそ10%程度の金額も必要になります。マイホーム建設のプラニング段階で予算ギリギリまで使わないように気をつけましょう。
予算には限りがありますが、コストダウンの対象にすべきではない物があります。それは構造と基礎部分です。基礎部分とは家屋が沈んだりしないように支える土台、いわばベースにあたる部分です。この基礎部分があるからこそ重厚な建造物が立ち聳える事が出来るというわけです。そして家屋を支える柱や梁は耐久性や耐震性に深く関わってきます。日本は言わずと知れた地震大国でもあるので、これらの要素は決して蔑ろには出来ません。古来よ「家の善し悪しは柱で決まる」という言い回しがあるのもこのためです。これらは建築完了後に手を加えるのが非常に難しいうえに、深刻なトラブルの遠因になりやすい部分でもあります。それゆえにコストダウンを図るよりも、むしろお金をかける方がメリットが多いと言えます。