私は鹿児島県に住む21歳のツアーコンダクターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
新築の一戸建ての建築を依頼する際には、どんな家を建てるのか事前に細かい部分まで確認してから請負契約を結ぶ必要があります。その際に参考になるのが家の設計図です。設計図と一口に言っても、様々な種類のものがあります。例えば、全体の概要が書かれた建物概要書や設備概要書、仕様書などの他、あらゆるアングルから家を捉えることができる、敷地配置図・各階平面図・立面図・断面図など、様々な種類の資料があります。こういった資料によく目を通してから、契約を決めることが大事です。ただし、業者によっては、本契約の前に詳細な資料の作成は行わないようになっている所もあります。契約に至らなかった場合のリスクを考えてのことです。
こういった場合には、集めることができた最低限の設計図で判断することになります。心もとない部分は、その後の打ち合わせでいくらでもカバーすることができるので問題ありません。そのため、契約前には、施工業者を交えて十分な話し合いを重ねることが必要になります。話し合いの際には、集めた設計図にその内容を随時書き込んで記録を残すようにします。そうすることで、足りない資料を補うことができます。また、施主や施工業者の意見を後から整理しやすくなります。こういった作業の後で見積もりを出してもらうと、実際にかかる費用に限りなく近い費用がわかることになります。そのため、完全な設計図が揃わなくても安心して契約を進めることができます。