一戸建て建築と工務店の関係(山形県/コミッショナー/54歳/女性)

私は山形県に住む54歳のコミッショナーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを建築するということは、何も無いところからものを作りあげていくという、想像力を必要とする作業です。依頼者の考えている家づくりのイメージを、一貫してつなげるためにも、間に入ってくる人数をできるだけ増やさないほうが、現場にもより的確な指示を出せるといわれます。大工が、依頼者のつくりたい一戸建てのイメージをしっかりと汲み取っていれば、広がりのある提案ができ、夢を膨らませてあげることも可能となります。大工の技術がなければ、家をつくることも直すこともできません。現場のことを誰よりも詳しく依頼者に説明できるのも、大工だからこそです。どこの工務店であっても、一戸建てを建築するにあたり、あまり大差がないと考えている依頼者は意外と多いです。


しかし実際にはそうではなく、依頼者の質問に対して、その場で的確な回答ができるかどうかなど、初歩的な段階でも業者によって違うのです。これは業者と打ち合わせを重ねれば重ねるほど、依頼者が実感するものです。時間を大切にしていのは、ビジネスマンだけではありません。主婦でも、家の中でやらなければいけない仕事がたくさんあるのです。できるだけ短時間に満足のいく打ち合わせをしたいのは、依頼者なら誰でも希望していることです。どんなに仲の良い夫婦や家族であっても、それぞれ一戸建てに対する考えが違うのは当然です。そのため、家族全員の自由意志を取り入れることが必要になります。そのためのサポートをすることも、業者の役割といえます。