僕は北海道に住む55歳の上下水道コンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅の建築・購入に伴う諸費用にはさまざまな区分があり、大きく5つに分けられます。売買契約に関する費用、ローンを借りるための費用、登記のための費用、住まいの維持・管理のための費用、新しい住まいに移るための費用です。これらの諸費用は、不動産価格の約10%を予定する必要があるとされています。一戸建て住宅の購入にあたり、あらかじめ資金計画をすることが重要な要素です。どのくらい自己資金の範囲で賄うか、いくらまでローンを利用するかなど、今後の子どもの教育資金や自動車購入などのライフスタイルにも考慮した、ゆとりのある資金計画が必要です。先に述べた5つの諸費用について、具体的にどのようなものがあるのかを説明していきます。
売買契約に関する費用とは、売買契約書に貼付する印紙代、建物にかかる消費税、仲介業者に支払う仲介手数料等です。ローンを借りるための費用とは、ローン契約書に貼付する印紙代、融資事務手数料、保証保険料、団体信用生命保険料、返済中の災害に備える火災・地震保険料、登録免許税(抵当権設定登記)等です。登記のための費用とは、登記するための登録免許税、建物表示登記、所有権保存登記、所有権移転登記、土地家屋調査士や司法書士に支払う報酬が含まれます。住まいの維持・管理のための費用とは、固定資産税や都市計画税等です。新しい住まいに移るための費用とは、新居への引越代、家具・カーテン・照明器具等、近隣への挨拶品等です。