一戸建て住宅を購入する際に頭金がない場合(大分県/鑑定人/44歳/女性)

私は大分県に住む44歳の鑑定人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入する際に、少しでも楽に購入するには頭金が必要です。しかし、見積もりを取ると意外に金額が膨らむ場合があるのです。土地と建物を別に購入する場合は特に金額が膨らむ傾向にあります。なぜなら、土地に関しては、地盤改良や土間作り、土留めの補修などが必要になることもあるからです。平坦で更地なら費用を抑える事も可能になります。ただし高台の土地であれば、駐車場を造る際に土留めを削ったり、新たに土留めを作らなくてはいけなく数百万円になることもあります。このような場合に備えるために、頭金を多くして余裕を持たせることが大事になります。その助けになるのが、非課税贈与制度です。この制度を利用すれば無税で親から受け取ることが出来るのです。


その金額は最高で1000万円です。この制度の特徴は、あくまでも一戸建て住宅を購入する目的でなければ適用されないため、原則その他の利用は出来ません。ただし、土地に対しては利用することが出来ます。その為、最初に土地を購入する際に利用することも可能なのです。また、最高の額を受け取る為には、長期優良住宅にする必要があります。良いと思ったハウスメーカーが長期優良住宅を建てることが出来るのか確認しておくことも大事です。更に相続時精算課税という制度もあります。この制度においても一戸建て住宅を購入することを目的としているのであれば、最高で2500万円まで親から受け取ることが出来るのです。しかも非課税贈与と合わせて利用できるため、最高で3500万円まで受け取ることが出来ます。このように、各種制度を利用することで頭金を増やすことが出来るのです。