一戸建て住宅を購入するときの頭金の目安(長崎県/照明技術者/22歳/女性)

私は長崎県に住む22歳の照明技術者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入しようとした時に、多くの人はローンを組むことになりますが、購入のための諸費用や頭金などを含めて一定の現金を用意しておく必要もあります。一戸建て住宅を購入するときの自己資金として用意しておくべき金額はどれくらいになるのでしょうか。一般的には物件価格の2割以上が目安とされています。これにはいくつかの理由があります。まずは頭金の額が多いほうがローンの金額が下がるので、返済に余裕が出ることです。他にもローンの審査が通りやすくなること、どのローンにするのかの選択肢が広がることなども上げることができます。ちなみに用意した頭金は購入を決めた段階で申込証拠金や手付として不動産会社に対して支払うことになります。


頭金の他にかかる諸費用としては次のようなものがあります。物件の購入に関する費用として、印紙代や不動産取得税、建物の金額にかかる消費税、各種保険料などです。ローンを組むためにも費用が必要です。契約書に貼る印紙代や、保証料や事務手数料、抵当権設定費用、団体信用生命保険の保険料などとなります。引っ越しの費用や新しい住宅で使う家具や家電一式の費用も考慮しておく必要があります。このようにさらに購入金額の1割ほどの費用が一般的に諸経費として必要となることが多いので、全体として購入金額の3割は現金で用意しておくことが望ましいとされてます。頭金などがなくても申し込める住宅ローンもありますが、その分返済期間や月々の返済額が増えて、負担が重くなりますから慎重に検討することが必要です。