一戸建て住宅を買う時のローンについて。(石川県/カウンセラー/66歳/女性)

私は石川県に住む66歳のカウンセラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての住宅を購入する場合、ほとんどの人はローンを組んで購入するとおもいます。その時、住宅借入金等を有する場合の所得税額の特別控除(住宅ローン減税制度)を適用することができます。この制度は住宅の取得を促進するためのもので、住宅およびその敷地を取得した場合に一定の額が、税額から控除されるという税額の特例です。この減税制度利用するためには、いくつかの条件が必要になってきます。まず居住用家屋についてですが、家屋の床面積が50㎡以上であること、家屋の床面積の二分の一以上がもっぱら居住の用に供されているもであること、既存の住宅の場合耐火建築物以外のものは新築後20年以内耐火建築物は新築後25年以内のものまたは一定の耐震基準に適合するものであること、取得後6ヶ月以内に自己の居住の用に供したものであること、以上のことに該当する場合です。


つぎに敷地は、居住用家屋とともに取得する土地等で、その居住用家屋の敷地の用に供されるものである場合です。借入金については、割賦償還で償還期間が10年以上のものである場合です。(親族などからの借入金はのぞかれます)そしてこれら以外にも、控除を受ける年の年間合計所得金額が3,000万以下である場合(3,000万円を超える年は、その年について控除を受けることはできません)です。以上のことがこの住宅ローンの減税制度の適応用件になります。住宅を購入するには、とてもたくさんのお金が必要になります。それにともなって減税額も大きいものになってきます。住宅を購入する場合は、この住宅ローンの減税制度を積極的に利用することをおすすめします。