一戸建て住宅の選び方について(岩手県/レポーター/45歳/男性)

僕は岩手県に住む45歳のレポーターです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅の購入を考えているときには、さまざまな観点からの選び方があります。その中に建物の構造による選び方があります。その工法や構造によって建物の強度などが変わってきます。日本で昔から行われている工法として有名なのが、木造軸組工法という物です。これは日本の伝統的な工法で、上部の構造体を支える柱と、重量を支える梁を組み合わせることによって行われています。現在日本で一番多く使われている工法になります。このほかにはツーバイフォーや枠組み壁工法という物があります。これは北米の伝統的な工法となっています。構造材として使われている骨組みの柱の断面寸法で作る工法で壁で支えることによって、地震に耐えることができる壁構造になっています。


このほかには木質パネル工法という物があります。これは構造上で必要な壁や床などをあらかじめ骨組みごと工場で生産をし、現場にそれを持ってきて組み立てるという方法です。主に使われている材質は木材となっています。工場で生産される部材が多くなっているので、現場での作業時間を短縮することができます。鉄骨パネル工法は、C型の断面をしている薄めの鉄骨が主な骨組みとなっている工法です。この工法では柱と梁を組み合わせて造る軸組工法と、骨組みそのものを壁の中に埋め込んでパネルにして、壁で支えるという耐力壁構造の2つの種類があります。この工法も材料の生産はほとんど工場で行われています。このほかには鉄骨ユニット工法やコンクリートパネル工法などがあります。それぞれの工法をしっかりと把握して選ぶようにします。