私は福井県に住む34歳の樵です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅の購入をする際には、住宅ローンを調達するケースが殆どですが、物件の購入に必要な資金を全てローンで賄うのは難しいケースが多く、一定の頭金を用意する必要はあります。物件購入に際してどのぐらいの頭金が必要かは、購入しようとしている物件の価格や、購入者が得ている収入の金額、さらには購入者の職業の内容や定年退職の有無などにもよって異なってきます。一般的には、購入しようとしている一戸建て住宅の価格の20パーセント程度の頭金が必要であると言われていますが、購入価格が非常に高額な物件の場合は20パーセント以上の初期費用が必要になる場合もあります。逆に購入価格が低い物件の場合は初期費用ゼロで購入できるケースもあるのです。
但し、頭金を出来るだけ多く準備をして一戸建て住宅を購入した方が、経済的にはお得であるのは事実です。何故ならば、購入時に支払う頭金が多ければ多いほど、その分借り入れなければならない住宅ローン債務の残高は少なくなるからです。借り入れる住宅ローン債務の残高が小さければ、そのローン債務の返済のために支払わなければならない支払利息の金額も少額となるため、経済的にはお得なのです。また住宅ローンの残高が少なければ、月々の返済負担も小さいため、毎月の生活にゆとりが生まれるというメリットもあります。一戸建て住宅を購入する際には、これらの点に留意した上で、最初に準備する資金を幾らにするかを決定すると良いでしょう。