一戸建て住宅の買い時(兵庫県/ピアノ調律師/59歳/女性)

私は兵庫県に住む59歳のピアノ調律師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての住宅を買う。それは決して簡単なことではありません。賃貸でも分譲でもどちらにせよ生活していく上で住むところは必要で、世帯を持つときなどは誰もが考え始めることだと思います。私は結婚することが決まるまでに一人暮らしなどもした経験もなく、結婚する時に初めて自分たちが生活していくための住居について考え始めました。だからといっていきなり自分たちが思っている理想に手が届くはずもなく、初めて私達が住み始めたのは一戸建てではあったものの、その時の自分たちがギリギリ手が届くというだけで妥協だらけで決めた中古の一戸建てでした。そうはいっても住めば都でそれはそれで楽しく、子供も生まれてあっという間に5年が過ぎた頃に夫婦で考えたこと。


子供が小学校に入ると転校などはさせたくないというのが私達の元々の考え方だったので、子供が学校を出るまでそのまま住み続けるか、子供が学校に入るまでに決心して新築を購入するか。私達が決めたのは新築の購入でした。その頃ちょうど探している地域に新興住宅地が売り出され始めていたこともあり、今から考えるとあの時がちょうど買い時だったのかもしれません。そこからとんとん拍子で話が進み、3ヶ月後には夢の新築のマイホームが完成しました。それから10年。子供達もすっかり成長し、楽しく生活しています。あの時本当に買っても大丈夫なのかと不安はあったものの後々後悔はしたくなかったので、思い切って踏み切って良かったと思います。