私は大分県に住む27歳のコラムニストです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建て住宅の購入を検討する場合に、買い時を考えるポイントとしていくつかのことがあります。まずは、頭金の準備状況があります。一戸建て住宅の購入では、建物と土地の両方の購入資金が必要になり、マンションと比べても金額が高くなる傾向があります。通常は、ローンを組んでの購入になりますが、その際、頭金の投入具合によって、その後の返済計画が大きく変わってきます。頭金を多く準備できれば、ローンでの借り入れを減らすことができ、金利負担を減らすことができます。また、ローンの借入額が減れば、返済期間や月々の返済額を抑えることが可能になります。その為、頭金がある程度用意できた段階では、一戸建て住宅の買い時ということができます。

また、消費税の増税前後も考えるポイントとしてあります。一戸建て住宅の購入では、土地の購入分には消費税は課税されませんが、建物代には課税されます。住宅の購入では金額が大きい分、数パーセントの増税分が大きく響きます。また、建物本体価格以外にも、仲介手数料など様々な面で増税分が上乗せされることになります。その為、これらの増税負担を考えた場合には、増税前が買い時と考えることができます。但し、消費増税により地価や不動産価格が下がったり、また政府によるローン減税など負担軽減策が取られるケースがあるため、それらを考慮した場合には、逆に増税後の方がトータルコストで安く買えるケースもあり、検討が必要になります。