一戸建て住宅の耐用年数を考える(千葉県/海事代理士/43歳/女性)

私は千葉県に住む43歳の海事代理士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅といえば、人生でもっとも大きな買い物です。一戸建てであれ、マンションであれ、一般的には30年近いローンを組んで購入するわけですが、はたしてその住宅の耐用年数はどれくらいでしょうか。住宅の耐用年数は、建材や工法によって左右されるため一概には言えませんが、一般的には一戸建てのほうがマンションより短く、木造住宅などでは約30年ほどと言われることもあります。マンションでも約50年ほどと言われています。ローンを完済したころに住宅が耐用年数を迎えてしまうと、建て替えや引っ越しなど、新たに住む場所を探さなくてはならなくなります。すでに年金生活に入っていた場合、建て替えのための資金や、賃貸住宅に入居するための収入がないことも考えられます。


したがって、住宅を購入する際は、その住宅の耐用年数と、ローンの返済計画を照らし合わせて、十分に検討することが必要です。長寿命の住宅を利用したり、リフォームなどの定期的なメンテナンスを行い、住宅の寿命を延ばすことも大切になってきます。さらに、住宅の購入についても、もう一度よく考えてみる必要があります。転勤の多い仕事であれば、住宅を購入するよりも、賃貸住宅に住み続けることが合理的かもしれませんし、気分を変えるために頻繁に引っ越したい人も、賃貸住宅に住むということになるでしょう。また、老後の住宅を入手したいというのであれば、若いうちは賃貸住宅に住んで、住宅の購入時期を遅らせるという選択もあります。ライフプランに合わせた様々な選択肢を検討することが必要です。