一戸建て住宅の耐用年数について(大分県/旅芸人/20歳/女性)

私は大分県に住む20歳の旅芸人です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


せっかく新築住宅を購入するなら出来るだけ長きに渡ってその家に暮らしたいと思うのではないでしょうか。そこで、一戸建ての住宅の寿命について考えて見ましょう。ある調査では日本の住宅は平均30年で取り壊されています。ちなみにアメリカでは45年、イギリスでは75年です。これを見ると日本の住宅は耐用年数が短いことが分かります。理由はいくつかありますが、一番大きいのが住宅の質です。戦後から高度経済成長期に建てられた一戸建て住宅は質よりも量が重要であったため、構造や材料などの質が悪く、すぐにガタが来てしまいます。近年は法律の整備などもあって良質で長持ちする住宅が増えてきました。これから建てられる住宅は30年以上の耐用年数が期待されています。


そのほかの理由としては中古住宅の流通が活発なことやリフォームがしづらいことなどが挙げられます。一般に新築から15年程度経過すると資産としての建物は価値を失います。それを過ぎると売買が難しくなるため、取り壊して建替えたほうが都合がいいのです。また、内装だけをリフォームすることが難しい構造をしている場合が多く、ライフスタイルが変化してもそのまま住み続けるか立て直すしかない場合も多くあります。これまでは古くなった住宅は建て直すのが一般的でした。しかし最近では住宅の質も向上し、リフォームしやすい構造が採用されるようになって来ました。建替えなくてもリフォームで十分対応できるようになったので、これからはその家に長きに渡って快適に住むことが出来るでしょう。