私は新潟県に住む28歳の猟師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての耐用年数は統計上で出ている数値とは直接には関係しません。家を取り壊すには個々にそれぞれ理由があるもので、崩壊寸前であるから取り壊すというものでもありません。ところが統計上の耐用年数は新築時から取り壊した個々の年数を平均化した数値であり実情を示してはいません。新築のときにどのような建材を使ったか、設備はどのようなものを設置したかによって築年数による痛み方も違ってきます。又、住宅は保守管理することで寿命も変わってきます。外壁が何らかの作用でヒビ割れなどが生じた場合には補修をしなければ雨漏りなどの原因になり、痛み方も進行します。そのようなときには合わせて外壁塗装を行ったり、リフォームを行ったりします。
大体昔には取り壊し率も高かったもので、その点耐用年数も短かったものですが2013年時点では使用可能年数は木造住宅の場合で60年という数字が出されています。それと中古住宅においてはリフォームやリノベーションを行うことで、耐震診断を受けることにつながったり、診断を受けた上でその補強などを行って建築基準法に適合すすような処置をとることもあり長持ちするようになってきているとも言えます。よってこのような場合には資産価値も向上して長く住めるようになっています。鉄筋コンクリート造とか軽量鉄造や鉄骨造などの工法を取る場合には耐用年数も木造よりもより長持ちすると見られています。但し、施工精度や材料選択によっては変わってくることもあります。