僕は佐賀県に住む54歳の国家公務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅で新築される約86%は木造住宅とされています。耐用年数は統計上の新築時から取り壊し時までの経過年数の平均年数であって崩壊寸前で取り壊したものでもありません。よって例え耐用年数20年とか22年という数値を見たとしてもその年数で取り壊されているとは看做せません。価格のデータから見るとマンションの場合には購入後11年から15年までは急激に価格が低下しますがその後30年以上までは割りに緩やかな低下が見られます。一方中古一戸建て住宅の場合にはマンションの場合のように急激な低下が見られることはなく、全体的に下落して行く傾向が見られます。築年数によって建物は劣化して行きます。注文住宅と建売住宅では使われる材料にも違いがあるとも言えます。
そして劣化の一部が目に見える状態で放置しておくと外壁にひび割れが入ったりして、雨漏りの原因になったりします。よって日々のメンテナンスも重要です。毎日の生活で機能に変化が生じたり家族の人数が変化したりすると間取りの変更や設備機器の取替え、改修などリフォームを行うこともあります。このことで内装も一新して住宅が蘇るということがあり、耐用年数など忘れるぐらいに資産価値が上がるということはありえます。住宅を何らかの事情で手放す必要が生じたらまず建物の診断を行っておくと合理的な判断ができ手を打つこともできます。中古住宅の診断を行う会社も存在します。調査報告書が作成されるので購入者としても問題が無ければ安心できます。