一戸建て住宅の建築工事について(山形県/教育関係職員/41歳/女性)

私は山形県に住む41歳の教育関係職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅には分譲住宅と注文住宅があります。分譲住宅の建築を行うのは、分譲会社になります。分譲住宅は出来合いの住宅ですので、分譲会社が設計をして、建築を行います。注文住宅のように、買主からの注文は原則として受け付けていませんが、オプション品を購入することによって、建物に付加価値を付けることができます。分譲住宅の建築費は注文住宅よりも安いので、トータルコストも注文住宅よりは安くなります。分譲住宅は分譲地に建てられる場合が多く、分譲地に建設されている他の一戸建て住宅も、建物の外観のデザインなどは共通している場合が多いです。埋立地や造成地に分譲住宅を建築する場合には、地盤改良工事を行い、地盤を強化してから建物の建設工事を行います。


一戸建て住宅のうち注文住宅は、分譲住宅のような出来合いの住宅ではなく、設計の段階から買主からの注文を取り入れて、買主がイメージしているような、オリジナルな住宅を建設することができます。建築基準法などの法令に違反していない限り、どのようなデザインの住宅にすることも可能です。建設資材も買主が希望する素材を使用することができます。最近は漆喰や地元の天然銘木などを使った自然素材の注文住宅の人気が高まっています。高齢者や身体が不自由な方などと同居をしている家庭では、設計の段階からバリアフリー住宅にすることができます。一戸建て住宅をバリアフリー化することにより、車椅子を使って家屋内を移動しやすくしたり、手すりを取り付けて家屋内の安全性を高めることができます。