一戸建て住宅の固定資産税について(鳥取県/ディスクジョッキー/29歳/女性)

私は鳥取県に住む29歳のディスクジョッキーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅の所有者に対しては、土地と家屋に固定資産税が課せられることになっています。これは所有の事実に対して課せられる税金ですので、実際に居住しているかどうかは関係ありません。税金を徴収するのは、その一戸建て住宅が建っている市町村です。毎年、4月中旬から5月にかけて、役所の資産税課から納税通知書が送られてきます。固定資産税は、全ての土地と建物に課せられることになっていますが、商業施設などに比べると、個人の居住の用にあてられる一戸建て住宅の税率は軽減されています。この固定資産税の計算方法については、法律で明確に定められています。ただし、実際には自治体によって税率や軽減措置に若干の差がありますので、全国一律の計算方法になっているわけではありません。


各市町村が固定資産税額を決定する際には、その不動産の評価額を基準として計算することになっています。土地の評価額は一般的に時価の60~70%、家屋の評価額は建築費の50~70%と言われています。この土地の時価は、毎年国土交通省が発表する地価公示価格などを目安にして決められます。ただし、市町村に対して毎年この土地評価額を見直す義務が課せられているわけではありません。原則的には、3年ごとに見直しがなされるようになっています。ですが、土地価格が下落し続けているような局面で評価額が3年も据え置かれてしまうと、納税者にとっては非常に不利になってしまいます。実際的な運用として、そのような場合には1年ごとに評価額を見直すようになっています。