一戸建て住宅の値引きの仕方(東京都/社会福祉士/65歳/女性)

私は東京都に住む65歳の社会福祉士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を契約する前に行っておく必要があるのが値引き交渉です。基本的に値引き交渉を行うことは難しいのですが、出来る可能性が高い場合があるものがあります。それは建売住宅です。基本的にローコストで抑えている場合が多い為、100万円から200万円の値引きが成立するケースが多く見られます。ただし、時期もあるので注意が必要です。住宅が建ってからすぐでは難しいです。半年が経過した時が大幅値引きが期待できます。ハウスメーカー側も出来るだけ早めに売却したいので、購入側の意見が反映される可能性が高くなるのです。また、建売のメリットとしては、外溝工事が必要ないことです。基本的に駐車場やフェンスが整備されているケースが多い為、購入後にかかる費用が少なくて済みます。


ただし、建売を購入するということは、仲介している不動産業者へ購入費用の3%と6万円と諸費税を支払わなければなりません。3000万円であれば約103万円がかかる計算になります。購入する際は、この費用も考えなければなりません。また、エアコンや物置、テレビや冷蔵庫など、購入費用に100万円は最低でも予算どりすることも大事です。3000万円の物件であれば、3200万円は最低でかかる計算です。この事を踏まえ、3000万円が限界費用であれば、2800万円にする交渉が必要になります。値引きの限界値は物件によって異なりますが、交渉の裏ワザがあります。それは他の業者が持っている物件についての情報です。良い資材や構造で安くしている物件があれば、それを引き合いに出すことも重要です。また、購入することを前面に出せば、要望に応じてくれるケースもあるので、根気よく交渉することが大事です。