一戸建て住宅の住宅ローン控除について(香川県/観光コンサルタント/49歳/男性)

僕は香川県に住む49歳の観光コンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅ローンを組んで一戸建て住宅を購入した場合、確定申告をすることによって住宅ローン控除を受けることができます。何の手続きもせずに自動的に適用される制度ではありませんので、購入した翌年の春には必ず確定申告手続きをしなくてはなりません。サラリーマンの場合ですと、初年度に確定申告するだけで、2年目以降は年末調整時に書類を提出するだけでオーケーとなります。ただし、自営業者などは毎年確定申告をする必要があります。この住宅ローン減税制度は、消費税増税に併せて拡充されました。平成26年4月以降に入居した人については、年末残高限度額が2000万円から4000万円へ、また年間最大控除額については20万円から40万円へと拡大されています。


一戸建て住宅を購入した人であれば誰でも住宅ローン控除を受けられるというわけではありません。この制度の適用を受けるためには、いくつかの条件を満たしている必要があります。まず、住宅取得後6ヶ月以内に入居しないといけません。また、控除を受ける年の合計所得が3000万円を超えている人は、この制度を利用することができません。さらに、新築・中古の別に関わらず、専有面積が50平方メートル以上あることも必要です。中古住宅の場合には、木造であれば築後20年以内、耐火建築物の場合には築後25年以内であることも求められます。その他に、床面積の2分の1以上が、自己の居住の用に供されていることや、住宅ローンの返済期間が10年以上あることなども必要となっています。