一戸建て住宅の住宅ローンを組む(群馬県/経済評論家/72歳/女性)

私は群馬県に住む72歳の経済評論家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅の住宅ローンを組むには、まず金利の方式を選ぶ必要があります。金利には大きく分けて固定金利と変動金利があります。固定金利は、さらに3年固定、5年固定、10年固定などいろいろあります。そして、一般的な住宅ローンの支払期間は35年間となっていますが、この35年間ずっと同じ金利の商品もあるのです。一方の変動金利とは、その名の通り金利が景気に左右されて変動するのです。一般的に固定金利よりも低めに設定されていますが、景気が回復することで、固定金利よりも利率が高くなる可能性があるのです。要するに、不景気の時には変動金利の商品が良いのですが、景気が良くなると変動金利の商品は不利になると言わざるを得ません。


一戸建て住宅を建てるためには、できるだけ頭金を多く貯めておくことをおススメします。そうすることで、住宅ローンを組む金額を低く抑えることができるのです。金利方式の選択は、その時の景気動向の読み方で異なります。結局のところ、考え方は人それぞれですからどちらが良いのかは一概には言えません。しかし、当たり前のことですが、借入金額が少ない方が利息と元金を合わせたトータルの支払金額は少なくて済むのです。また、住宅ローンを支払っている間に繰り上げ返済を行えば、元金を一気に減らすことができて、トータルの支払金額を少なくすることができます。ですから、繰り上げ返済にかかる手数料を取らない金融機関からお金を借入れると良いのです。