一戸建て住宅にかかる固定資産税(富山県/厩務員/54歳/女性)

私は富山県に住む54歳の厩務員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅を購入すると、ほとんどの人は毎月住宅ローンの支払いを行うようになります。また、建物や設備に不具合が生じた場合には、自分の負担でその修繕を行わなくてはなりません。賃貸住宅に住んでいる場合であれば、家主に連絡を取るだけで、業者を手配してもらうことができますし、工事費用も家主が負担します。しかし、一国一城の主となった以上、全てを自分の責任で行う必要が生じます。さらに、様々な維持費がかかってきます。特に、賃貸物件と大きく異なるのが、税金の支払いが発生する点です。毎年4月中旬から5月にかけて税務署から納税通知書が送られてくるようになります。そこに書かれている金額を一括もしくは年4回の分割で納付しなくてはなりません。


一戸建て住宅の所有者に課せられる税金は、固定資産税と都市計画税の2つです。建物と土地に対してそれぞれの税金が課せられることになっています。固定資産税の基本的な計算方法は、建物評価額の1.4%に土地評価額の1.4%を6分の1で乗じた金額を加えることになっています。一方、都市計画税の方は建物評価額の0.3%に土地評価額の0.3%を3分の1で乗じた金額を加えることになります。この評価額というのは、実勢価格のおよそ70%程度の金額です。また、自治体によって、税率や軽減措置に違いがありますので、正確な金額を知りたい場合には個別に確認するより他ありません。固定資産税や都市計画税を定められた期限内に納税しないと、ペナルティが課せられるようになっています。