私は長野県に住む72歳のエンジニアです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

住宅の購入を考え、マンションなどの集合住宅と一戸建て住宅とで迷っている場合に、一つの大きな要素になるのが子育てとの関係でしょう。マンションになくて一戸建て住宅にあるものの一つが子供部屋だと言われています。これは、マンションが多く存在する都心部でその傾向がより高くなります。ファミリー向けのマンションの平米数で一番多いのが、60平米から80平米前後です。60平米台で、子供部屋をとろうとすると、一部屋になったり、他の部屋が手狭になったりすることがあります。この点、一戸建てでは平均的な間取りに余裕があるため、子供が二人以上いる場合でも、それぞれの子供部屋を設けやすくなります。子供が小さいうちはリビングでもよいでしょう。

ある程度大きくなると、個室の必要性が高まりますので、お子さんが生まれ、ライフプランが固まってきてから購入を決めるご家庭が多いのも頷けます。また、郊外などある程度敷地に余裕があれば、敷地内で子供さんを遊ばせることも出来ますし、宅内での楽器の演奏やペットの飼育といった、お子さんの教育の一環に行いたいことも実行しやすくなります。どちらにしても、通学することになる学校の学区や、学齢が上がって電車通学になる時の駅までのアクセス等は予め大まかにでも構わないので想定しておきたいところです。また、新築のマンションの建築にはある程度の規模の用地が必要です。したがって、必ずしも子供を通わせたい学校の学区内で見つけられない、といったこともあるでしょう。一戸建てですと売地も含めて選択できますので、より見つけやすいといったメリットもあります。