僕は神奈川県に住む70歳のジャーナリストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てに限らず、住宅を選ぶときにじしんに強いかどうかはとても気になるところですよね。時真意強い一戸建ての選び方はどうすればよいのでしょうか。逆に考えれば地震に弱い住宅が分かれば自身に強い住宅もおのずと見つけることが出来ます。では、地震に弱い住宅を見つけるポイントをいくつか紹介していきます。まずは1981年(昭和56年)以前に建てられた住宅は地震に弱いことが多いです。現在の耐震基準は新耐震基準と呼ばれ、その耐震性は、震度5強くらいならびくともせず、震度6強から7程度の地震でも人命に危機がせまるような損害がないこととなっています。1995年の阪神・淡路大震災で倒壊した建物のほとんどが実はこの1981年以前の建物になっています。
建物の構造としては、昭和50年代までに立てられた住宅は屋根の重い場合が多く、なおかつ柱と柱の間に斜めにいれる筋交いが少ないような住宅が多く、このような住宅も地震には弱いと考えてよいでしょう。中古住宅などでは考えられるケースですが、建物の中を見せてもらったときには建物の土台部分を見れる範囲で見るようにしておきましょう。建物の土台部分がアリの被害に遭っていたり、雨水の浸入や、換気不足で腐食してしまっていたりするような場合は、当然ながら土台が弱くなってしまっているので地震発生のときに土台部分と柱や筋交い部分が外れて倒壊してしまうようなケースが震災時には多く見受けられました。住宅購入時には土台や筋交いを良く見てしっかりしているものをいらぶようにしましょう。