一戸建てを購入できる年収とは(佐賀県/助教/43歳/女性)

私は佐賀県に住む43歳の助教です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入するには、いくらくらいの年収が必要なのでしょうか。一戸建てには新築と中古物件があり、一概に高額な物件ばかりとはいえません。中古物件なら1千万円台から購入することが可能で、新築の一戸建て住宅の場合は地域にもよりますが、一般的に平均4000万円程度です。自分ならいくらくらいの物件なら無理なく購入できるか、しっかり資金計画を立てることが大切です。一般的なサラリーマンの年収は、430万円程度といわれています。政府の政策である住宅ローン減税や、低金利の現在、一戸建ての物件は飽和状態であることを考えれば、今しばらくは買い時が続くとみられています。住宅購入時に頭金としていくら準備できるのか、毎月の住宅ローンとしていくらくらいまでなら無理なく支払いができるのかを把握することが大切です。


一般的に住宅ローンの頭金としては、物件価格の2割程度はあったほうがよいといわれています。住宅ローンは、毎月の収入の25%ほどが理想で、この程度におさめることで無理なく生活を維持することができます。しかし年収が高くても、食費や洋服代、教育費などにかける費用がかかり、頭金がなければ毎月収入の25%程度の住宅ローンの支払いが厳しいケースもあるし、逆に年収400万円でも頭金をしっかり準備しておき、節制して家計を引き締めることで、新築の一戸建てすることが可能な場合もあります。住宅ローンの審査が通過するということは、金融のプロがローンの支払いが可能だという判断をしたことになるので、頭金はなるべく多く用意し、繰上げ返済ができる場合は確実に返済して、負担を減らしましょう。