私は岩手県に住む51歳の講師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建てを購入するというのは、人生の中でも大きな買い物です。また家を購入後に新しく家具や電化製品などを揃えたりなど色々と出費がかさむものです。少しでも出費をおさえるために、価格の交渉が可能であればと誰もが考えるのではないでしょうか。特に高額商品の家を購入するとなると、誰しもが金額の交渉は当然の権利と考えるでしょうし、不動産屋さんは当然、家を売りたいのですから、逆に担当から値引き額の提示があるものだろうと、家を購入する前に思っていました。もちろん、購入する時期や場所、購入価格帯、人気度、新築、中古では、交渉内容も異なり、値引きがスムーズにいき、納得のいく買い物ができる物件もたくさんあると思います。

では私が体験した新築一戸建ての建売住宅の場合の金額交渉についてお話します。まだ更地状態で申込みが始まったばかりの時期で、その物件に決めようと不動産屋の営業マンと商談したところ、「割引きはどのくらいしてもらえるのですか」と聞いところ、「この時期の早期申込みの場合には金額交渉は一切できません。」との事。ではどのくらいから新築物件がディスカウントの対象になるかを聞いてみた。その答えは「建物が完全に完成して、売れ残ってしまう状態になってから、その期間にもよって値引き率が変わります。」との回答。こんな高額の物件なのにとある意味ビックリしたが、不動産業界の常識だということで納得し、提示価格のままで申込みをしました。でもその1ヶ月後、まだ更地のままの同じ区画内の建売物件が150万円くらい価格が下がって売り出されていたことを知ったが時すでに遅し。家を購入する前には、色々と調べて知識を持つことが必要ですね。