一戸建てを購入する場合(沖縄県/動物看護師/30歳/女性)

私は沖縄県に住む30歳の動物看護師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する場合には、土地や建物の購入代金以外にも色々と費用がかかって来ます。売買契約では媒介手数料が代金の約3%ほどかかってきます。売買契約書には印紙税がかかり、建物には登記簿の表題部にされる表示登記という面積や建物の床面積の現状を登記する必要があり、登録免許税などを土地家屋調査士を通じて代理してこれを行ってもらいます。また所有権に関する移転登記や保存登記は司法書士を通して代理してこれをやってもらい登録免許税がかかります。住宅ローンを設定する場合には、抵当権設定登記を行うのでこれも課税されます。一戸建てを購入する場合には建物にかかる部分に不動産取得税という一時的な流通税がかかってきて、額は適正な時価に対して課税されます。


将来に備えて火災保険にも入ります。保険期間としては35年というのが多いもので保険料を払います。住宅ローンについて銀行ローンと住宅金融公庫を併用する場合、保険手数料、団体生命保険、事務手数料や印紙代、銀行ローン保証料とその手数料、ローン契約書の印紙代、さらに固定資産税の清算額はその年の1月1日から引渡しがなされた日を基準に清算した額を支払うことになります。又、住宅性能保証制度というのがあって、供給者が負うべき瑕疵担保責任をバックアップする制度で、もし施工者が半ばに倒産した場合でも瑕疵補修費用の8割がたは補償を受けることができるものです。これを住宅性能保証登録料を支払い審査に合格すると保証書が発行されます。これらを利用すると民間住宅ローンの金利優遇も受けられます。購入すると以上のような諸費用がかかって来ます。