一戸建てを買うとき頭金はどれくらいがよい(山形県/内閣総理大臣/61歳/男性)

僕は山形県に住む61歳の内閣総理大臣です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入しようと考えるとき、みなさんどうしようかと悩むことの1つに頭金があるようです。ローン返済に関しては月々の収入との兼ね合いからどの程度払うべきかイメージしやすいですが、頭金の金額決定に関してはあまり指標となるものがありません。「いっそのこと全てローンにしてしまおうか」という考えの方もおられるようですが、本当に頭金はゼロでも大丈夫なのでしょうか。一戸建てやマンションの購入で「頭金なし、しかも月々の返済は家賃並み」という謳い文句はよく耳にします。しかし、一般的に言うと、住宅ローンのみの返済設計にはそれなりのリスクがともないます。例えば、なんらかの理由でローン返済中にマイホームを手放すときなど、買い取り価格の査定で不利になる場合があります。


ローン100%ということは、物件価格の100%が住宅ローンですから、仮に売る場合は未返済金額比率が大きくなり査定におおきく響くわけです。人生何が起こるかわかりませんから、ずっと元気で働いてローンを返し続けられる保障はありません。ある程度は万が一のことを考えて返済計画を立てるのが賢明でしょう。一般的には堅実な方針としては、「ローンは年収の5倍まで、頭金は物件価格の2割以上収める」と良く言われています。物件価格の2割を払っておくだけで、万が一売却する場合、100%ローンの場合と比べて買い取り価格査定がかなり有利になります。これから住宅購入でローンを組む方は、イザというときのシミュレーションをある程度行い、安全なローン返済計画を組むようにしましょう。