一戸建てを考える人のローンの選び方(神奈川県/旅行作家/55歳/女性)

私は神奈川県に住む55歳の旅行作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


耐久性などの基本性能の高い長期優良住宅は全国的に人気が高く、一戸建てを考える人は性能の高い住宅を求めています。長期優良住宅は税制優遇などの施策により国も後押しをしています。住宅金融支援機構も住宅ローン「フラット35」では、機構独自の技術基準を定め、基準への適合は検査機関による物件検査で確認をされています。さらに長期優良住宅はもちろん、耐震性や省エネルギー性に優れた住宅の場合は、「フラット35」の金利を0.3%引き下げる「フラット35S」という制度があります。フラット35の金利は長期金利という指標に影響を受けます。この10年の長期金利の動向を見てみるとゆるやかに下がっています。金利の先行きは、一般的に今より下がるという予想は立てにくいでしょう。


住宅ローン選びのポイントは、まず自分を知り、再確認することからスタートと言われます。ここで言う「自分」とは資金面での「自分」です。収入や支出について少し長い期間を見通してみることが住宅ローン選びの第一歩でしょう。住宅ローンは返済が長期間に渡るので、「今払えればOK」「今の家賃と同じだから大丈夫」というわけではありません。出費の嵩む時期の返済は大丈夫か、その時の貯蓄は十分か、このような点をあらかじめ確認して「資金計画シュミレーション」をしてみることが大切です。住んでいる間(生きている間)、ずっと安心して快適に豊かな住生活を送るためにも、ローンを考える際には自分自身の資金計画をしっかり立てることが何よりも重要です。