一戸建てを建築する際の頭金(山口県/殺陣師/23歳/男性)

僕は山口県に住む23歳の殺陣師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


注文住宅で一戸建てを建築する際には、着工の時に頭金を支払い、上棟の時に中間金を支払い、完成引き渡しの時に最終代金を支払うのが一般的です。頭金は建築代金の10パーセント程度が相場になっています。住宅ローンの借入でこの建築代金の支払いをする場合には、分割実行という方法が取られます。頭金、中間金、最終代金のそれぞれの支払いに応じて、必要な金額を融資する方法です。最終代金支払のための融資が完了するまでは、月々の返済はありません。総額全てが融資されてから、その総額で返済が開始される仕組みになっているのです。それまでは、利息のみの支払となります。最初に全額を借りるよりも金利負担を軽減できることになります。


頭金を支払って、施主として不安になるのは、建築を請け負っている工務店やハウスメーカーが倒産してしまうことです。建築は中断してしまいますし、頭金は戻ってきません。このような不安を抱かなくて良いように、信頼できる大手の会社に建築を発注するのが望ましいです。大手の場合には、中間金を要求しないケースも少なくありません。住宅ローンの審査が通っていることが確認できれば、融資は確実に実行されますので、建築が完了して引き渡しをする際に、残金を受け取ることで問題ないからです。このように中間金の支払が不要な場合には、住宅ローンの借入も最終引き渡しの時点になりますので、金利負担も少なくなり、施主にとってはメリットがあります。