私は長崎県に住む75歳のコピーライターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを新築して、マイホームを手に入れる事を検討している方に、新築する場合に押さえておくべき基本的な知識について、まとめてみました。土地の購入から検討される方へは、建築条件付き土地というものがあります。これは土地を購入する条件として、土地の所有者の建設会社等を通して、一定の期間内に建築する事が決められているものです。土地代が安くなり、建売住宅よりはある程度自由に家屋の間取り等の選択もできます。会社に問題が無ければ安く土地を購入できるメリットがあります。建売住宅を購入する時の目安に、建ぺい率と容積率があります。新築でも適正な設計をするのに、参考になります。建ぺい率は、家屋が土地の何割を占めているかを示していて、50%程度が、目安となります。容積率は、床面積の合計です。建売住宅では、2階建てで、建蔽率50%で容積率100%が目安となります。
次に土地には、都市計画法による用途地域が定められていて、建てる事ができる家屋に制限があります。第一種低層居住専用地域では、10m以下の建物しか建てられません。また商業用の店舗も建てられないので、静かな住環境が得られます。第二種低層居住専用地域では、小規模な店舗が建てられます。第一種中高層居住専用地域では、5階建てのマンションが建築可能になります。地域により建ぺい率の制限や日照権を守る意味で、斜線制限による高さが制限されます。これらを良く確認する必要があります。また、建築方法には、従来の木造軸組工法や、ツーバイフォーといわれる2×4インチの角材とべニア板でパネルを作り、これで床や壁をつくり柱の役目もする工法があります。また、鉄筋コンクリートの工法もありますが、費用が掛ります。地震対策としては、工法よりも地盤や基礎が重要となります。